1.シュラフの形 「マミー型」 「封筒型」
・封筒型・・・現在genki家が使っている形で、おふとんのようで、ゆったりしてて、寝やすいです。
その分、保温性には欠けるので、寒い時期には向きません。
マミー型に比べると、重いし、嵩張ります。
・マミー型・・・みの虫のように中に入り込みますので、保温性はいいですが、窮屈な感じかも。
コンパクトになるので、収納性には勝ります。
今回は、当然「保温性重視」ですので、「マミー型」となります
2.中綿の素材 「ダウン」 「化繊(化学繊維)」
・ダウン・・・軽くて、コンパクト、保温性もどの素材よりも優れている。
フワフワと寝心地も良い。水に濡れると、極端に保温性は下がり、また乾きにくい。
価格が高い。手入れが面倒。
・化繊・・・ダウンに比べると、上の特徴の反対です。
これが、けっこうみなさん悩むところでして、ショップに行っても言われることは違います。
山登りでは無くて、オートキャンプ前提で・・・
ただし、山登りをされている方は、収納性の部分は無視できないので、ダウンを勧める店員が多かったです。
また、こんなこともおっしゃってました。
「経年劣化というのがあるそうで、シュラフの保温性が年々落ちてくるらしいです。
それがダウンで20年。化繊なら5~8年。ただし、ダウンはきちんと手入れしての話ですよ」
ん~~悩むな・・・
ついでに、ダウンで表示されている
「フィルパワー」 とは
測定・ダウンの性能を表わすひとつの目安の値です。
圧力をかけない状態でのダウンの体積を示しています。1オンス(約30グラムです)のダウンを容器に入れてします。
当然、体積が多いほど、良質のダウンということになります。
フィルパワーと羽毛量で、暖かさや重さが決まります。
同じフィルパワー750のダウンで、量が250gと450gなら、当然450の方が暖かいということです。ナンガの品名などに付いている数字は羽毛の量ですね。
また、同じ450gでも、フィルパワーが500しか無ければ、750の方が暖かいです。
さらに、もし同じ暖かさにしようと思った時に、フィルパワーが高いダウンは、量が少なくて
すみますので、コンパクト、軽量になるということです。
もちろん、ダウン自体の質が同じな場合ですが。
モンベルはなぜか、この羽毛量が記載されてません。
3.「使用可能温度」 「快適睡眠温度」
これまた、各社、各ショップ、店員の話がバラバラ
例えば、使用している方が多い 「モンベルのスーパーストレッチバロウバッグ♯3」
モンベル(montbell) スーパーストレッチ バロウバッグ#3各店在庫切れになる超売れっ子
の場合、 「使用可能温度」 が ~-10℃ 「快適温度」 が ~0℃
モンベルの説明によると
「使用可能温度」 睡眠が可能な温度
「快適睡眠温度」 下着のままでも快適に眠ることができる
ただし、これは全くあてにならないそうで
どのような格好で寝るのか、風や雨、また人によっても大きく違うと。
「快適睡眠温度のプラス5℃~10℃くらいは見てくださいね。暑ければ脱ぐなり、ファスナー開ければいいですので」
で、候補は評判のいい、モンベル、ナンガ、イスカから選んでみた
化繊、ダウンにはこだわらず、マイナス温度ので3万円くらいまで。
3万円と簡単に書いてますが、シュラフを調べる前までは7000円でも高いと思っていましたよ
表示は左から
化繊かダウンか 収納サイズ 使用温度 です
モンベル(montbell) スーパーストレッチ バロウバッグ#3化繊 18.5×37 0~-10
モンベル(montbell) スーパーストレッチ バロウバッグ#2化繊 20.5×41.6 -4~-15
モンベル(montbell) スーパーストレッチ バロウバッグ#1
化繊 21.8×44.3 -9~-22
モンベル(montbell) スーパーストレッチ バロウバッグ#0化繊 22.8×46.2 -16~-31
イスカ(ISUKA) アルファライト1300化繊 18×50 -20
イスカ(ISUKA) アルファーライト1000化繊 18×46 -12
モンベル(montbell) スーパーストレッチダウンハガー#2ダウン 17.7×35 -4~-15
モンベルは、ダウンだろうが化繊だろうが、#の後の番号が同じなら使用温度は同じです
モンベル(montbell) U.L.スーパーストレッチダウンハガー#3ダウン 13.8×27.3 0~-10
イスカ(ISUKA) ダウンプラス/ニルギリダウン 20×40 -15
ナンガ(NANGA) 【旧モデル】ポーリッシュバック250DXダウン 15×25 -1~-6
ナンガ(NANGA) 【旧モデル】ポーリッシュバック450DXダウン 14×31 -6~-12
超寒がりな奥さんが0℃でも、快適に寝ようと思えば、
最低でも-10℃のやつを選ばないといけない。
モンベルでは、#1や#0くらいが安全だが、そうなると化繊は大きすぎる。
かといって、モンベルのダウンはお高い。 正直ダウンで買えるのは#3までか・・・
イスカのニルギルが、収納、温度、値段がギリギリ範囲内かな・・・
しかし、そこで気になるのは、やはりダウンの水に対する弱さ。
水に濡れるほどの、雪中や、結露のところでキャンプをしないけど、アウトドア用品で
気にしないといけないのは、どうもひっかかる。
そうなると、化繊の方が気にせず洗えるし・・・・・しかし、収納が・・・・
・・・・・でも、どうせ車やし・・・・・でも・・・・やっぱり・・・・・
と、すっかり
シュラフループに
で、いいの見つけました!
ナンガ(NANGA) オーロラ600DX
表生地にオーロラテックス(多孔質ポリウレタン防水コーティング素材)を使用いたしておりますのでシュラフカバーなしでそのままご使用いただけます。
オーロラテックスについて
表生地の素材は、特性の多孔質ポリウレタン防水コーティング素材である。防水性を高めると蒸気透湿性が低下するという問題を高レベルで解決した素材で、超微粒子をポリウレタン樹脂に含有されることでコーティング膜中に0.1um(1ミクロン=1000分の1mm)以下の多数の微細孔を形成させたものです。2レイヤ地で耐水圧20000m・透湿性6000g/m2/24hrsという高レベルの防水透湿性能を達成し、10um以上の雨の粒子を防ぎながら0.0004um以下の水蒸気は楽に放出させるという、これまでのコーティング素材にない優れた特性を実現したものです。
◆生地/表-オーロラテックス、裏-40dnナイロン
◆内部構造/ボックス構造
◆ダウン量/600g
※国内で洗浄したポーランドマシンピックホワイトダックダウン90-10%を使用
◆フィルパワー/725FP
◆快適使用温度/-14℃
◆使用可能限界温度/-30℃
◆サイズ/最大長210×最大肩幅80cm(身長175cmまで)
◆収納サイズ/φ18×30cm
撥水でなくて、防水らしいので、シュラフカバーも要らないらしい
値段も、まあ想定内・・・か?(いつのまにか感覚が・・・)
オーバースペックな気もするが(どこの冬山に行くねん!)
これも、愛する奥さんが、ぬくぬくフワフワと寝られるためだ
その分、子供用と自分用は値段を下げよう(笑)
さあ、これで奥さんもぬくぬくできるのか。
ナンガ(NANGA) オーロラ600DX赤のいっときました!
長くなったので、ここでもう一度切らせていただきます
最後は、自分用
シュラフ③ に続きます。
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