プロポーズ記念日と10年ごとの約束

genki

2021年03月04日 21:07

こんばんは!genkiです!


昨日3月3日は「雛祭り」ですが、うちは「プロポーズ記念日」です。

私が奥さんにプロポーズした日。

3月3日は覚えやすいというのもありますが、「33」で「みさ」の日だからです。








1996年3月3日のこと。私27歳、彼女は25歳。奈良県の公園で、当時の宮家の方もプロポーズをしたとされている、大きな美しい花の公園。

いろいろとセリフは考えたんですが、結局シンプルに「結婚してください」でした





記念日と言っても、特に何かお祝いをするわけでもなく、

ただ私が「ちゃんと幸せにしてるか。笑わせているか」を確認するだけなんです。

 今の時代、必ずしも「男性が女性を幸せにしないといけない」わけではないことは重々わかっています。

私も「幸せは一人でなんとかするもんではなく、二人で作っていくもん」だと思っています。

 それでも、この日が来ると、やっぱり身が引き締まる思いがします。

「娘さんを一生幸せにします。一生笑わせていきます」とお義父さんお義母さんと約束したことが守れているかを確認する日なんです。

 いつの間にか、私も娘を持つ父親にもなりましたしね

 結婚記念日は、友人が朝まで一晩中祝ってくれた嬉しい日ではありますが、

私にとっては結婚記念日よりプロポーズした日の方が、自分が「この人と生きる」と覚悟した日のように感じています。



そして自分の覚悟を忘れないために、10年ごとにプロポーズすることにしました。

2度目のプロポーズは10年経った2006年3月3日。私37歳、奥さんは35歳。娘2歳。

「10年ありがとう。これからの10年にプロポーズします。また楽しくやっていこう」と

その翌年に娘も連れて実際にプロポーズした公園に行ってみました。










「パパな、ここでママに結婚してくださいって言ったんやで」

11年経って来てみると、当時が思い出されて、また彼女を幸せにしようと改めて決意できました。

娘は「えっ、パパから言ったん?ママじゃなくて?」と驚いていました。

娘にはママの方がパパを好きで、積極的に見えるんですね(笑)

それからは毎年3月3日に、パパがママにプロポーズした日と子どもたちには言ってます。ひな祭りではなく(笑)



3度目のプロポーズは、それから10年経った2016年3月3日。

私47歳、奥さんは45歳、娘12歳、息子5歳。

どこでプロポーズしようかと悩みましたが、二人が結婚式を挙げた同志社大学のチャペルの前にしました。

子どもたちと一緒に「パパとママはこのキャンパスで過ごしたんやで」と話ながら。

そして、子どもたちの前で「10年ありがとう。また10年一緒に居てください」とプロポーズしました。

結果は、快諾してもらい、ハグしあいました。子どもたちはカメラマンです(笑)









まさか私も結婚した時に、子どもたちの前で再度プロポーズをするとは夢にも思ってませんでしたが。

子どもたちがどのような気持ちで見ていたかはわかりませんが、父として、

そして一人の男としてパートナーを大事にする覚悟は見せられたのではないでしょうか。



次の10年後は、長女22歳。長男15歳。

もう一緒に付いてきてくれないでしょうけど、自分たちのプロポーズも大事にしてくれる子であって欲しいです。

私たちは、57歳と55歳。まだまだラブラブでいられるでしょうか?(笑)


プロポーズの日がいつだったのかわからない、もしくはプロポーズをきちんとしていないという人が大半です。

ある調査によれば、プロポーズした日を覚えているのはたった21%。

いいんです。過去に戻ることはできません。

今からでも勝手にプロポーズ記念日を作ればいい。それでいいんです。

覚えやすい日に、もう一度プロポーズすればいい。

「いまさらプロポーズなんかしたら、頭打ったん?とかなんか高いもん買った?とか言われるわ」「いまさら嫁も恥ずかしいやろ」



本当にそう思いますか?

これもある調査によれば、今からでもプロポーズをしてくれたら嬉しいという女性はなんと80%もいます。

男性が「今さら」と思っていても、女性は「今から」と思っているのです。

「そうは言っても、もう若くないんやから、やっぱり恥ずかしい」

これまた実行に移せない方が大半です。



でも、今までの何年間の結婚生活に奥さんに感謝してないですか?

これからもできれば一緒に居て欲しいと思いませんか?

それならば、「ちゃんとプロポーズしたことなかったな。今までありがとう。これからもよろしく」くらいなら言えるのではないでしょうか?



奥さんにも茶化させずに、ちゃんと返事ももらってください。

そしてその日を第2のプロポーズ記念日として、毎年の覚悟の確認日にすればいいのです。

奥さんは関係ない。自分の覚悟を確認する日です。



仕事をしていれば、毎年確認しますよね。今の仕事がうまくいっているのか、今のやり方でうまくいっているのか。

毎年どころか毎月、毎週確認します。放っておいたら、とんでもないところに進んでしまったり、止まってしまったりしますよね。



結婚生活も同じだと思います。

放っておいたら段々とうまくいかないところも出てきます。

今できることを、今からのために。

これから先の夫婦生活をうまくいかせるのは、ほんの少しの勇気と、「えいや」という行動力だと思います。

また「覚悟」ができました

動画は、覚悟を微塵も感じさせない夫婦漫才になってますが



この1年も、男、夫、父親を楽しみたいと思います!





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